米国下院議員「ガザを広島や長崎のように」発言への抗議を 上川外相 に迫る~4月3日外務委員会 衆議院議員 まつばら仁 東京26区(目黒区・大田区)

4月3日外務委員会において、米国下院議員ウォルバーグ氏の「ガザを広島や長崎のように」発言に対しての抗議を 上川外相 に迫りました。

米国下院議員「ガザを広島や長崎のように」発言への抗議を 上川外相 に迫る~4月3日外務委員会

3月25日、アメリカのミシガン州ダンディで、テイム・ウォルバーグ議員がとんでもない発言をした。パレスチナのガザ地区について、アメリカによる日本の原子爆弾投下を引き合いに出して、長崎、広島のようにすべきだ、早く終わらせるべきだ、こういう発言があった。
大変聞き捨てならない発言でありまして、我が日本は原爆を使われた被爆国として、しかし、その後の長い戦後の関係の中で、日米関係を培ってきて友好をつくってまいりましたが、この友好に大きなダメージを与えることが、この発言で明確である。彼は、被爆者や被爆国の尊厳を傷つけるということを平然と同盟国の議員でありながら行った。

大臣は、この発言が日米の友好、同盟関係に大きなダメージになると思うが、そうお考えか?

この議員は、その後、3月31日付の声明で、冷戦時代に幼少時代を過ごした身として、核兵器の使用を訴えることは決してないと、短く編集されました動画において、私は、米軍を危険にさらすことなく、可能な限り速やかにイスラエルとウクライナが共に勝利する必要性を伝えるために比喩を使用したとして、自身の発言の意図を説明したものと承知をしているところでございます。
このような発言の趣旨を、また更に説明を加えているということも併せて理解していかなければいけないと思っております。

上川外相
上川外相
まつばら仁
まつばら仁

大臣、ちょっと物分かりがよ過ぎるんじゃないですか!
メタファーで、比喩として広島、長崎のことを引き合いに出し、ガザに原爆を落とせばいいという趣旨の発言をした。

これに関して、日本政府は抗議をどこかのレベルで行ったのか。また、これに対して謝罪を求める、そういった思いはないのか。
こんなことを言われて、広島原爆という固有名詞を使われて、被爆国や被曝者の尊厳を否定するような発言をしておいて、それで、後で弁明があったから、このまま見過ごしますと。
そんなことを、外務大臣、言っていいんですか!?

我が国は唯一の戦争被爆国であります。核兵器による広島、長崎の惨禍は決して繰り返してはならない、こうした信念の下、引き続き、核兵器のない世界の実現に向けて、米国とも協力をしながら、現実的かつ実践的な取組を積み重ねていく、これが重要であるというふうに考えております。
多くの人に広島、長崎の訪問等を通じまして被爆の実相に触れてもらう、これが重要であると考えております。引き続き、唯一の戦争被爆国として、被爆地への訪間を始めとして、被爆の実相の正確な理解を世代と国境を越えて促進してまいりたいと考えております。

上川外相
上川外相

3月25日に同議員が核兵器の使用を容認するかの発言を行い、これがメディアを通じて拡散していることを大変憂慮をしております。同時に、同議員が声明を発出し、自身の発言の意図を説明したことにも留意をしている状況でございます。こうした状況の中で、現時点におきまして、同議員に対しまして抗議を行うことが必要な状況にあるとは認識をしていない状況であります。
いずれにいたしましても、米国とも協力をしながら、現実的な、また実践的な取組でありますが、多くの人に広島、長崎を訪問していただき被爆の実相に触れていただく、このことの重要性は大きくなっていると思っております。

上川外相
上川外相

上川大臣の答弁には、完全にあきれました。
広島、長崎、同じようにしますよということを比喩にしても言った、とんでもない話だ。そのことに対して、彼は、日本の皆さんに大きな誤解を与えたので申し訳ないという釈明もなければ何もない。しかし、岸田さんは、そのことがなかったかのようにアメリカを訪間する。あり得ない外交の敗北だと思いますよ。大変に残念です。

抗議する意思がないということが明らかになったので、これはこれから更に様々な場所で言っていきますが、このウォルバーグの発言を抗議しないということは、認めたということになりますからね。とんでもない話ですよ。長崎や広島の人はどう思うんですか。あり得ないでしょう。

ウォルバーグ議員は日本国民に対して一切謝罪をしていない。

広島、長崎の皆さんの気持ちを考えると強い怒りを覚えます。

わが国を愚弄する発言に抗議せず容認する岸田政権。対米従属どころか隷属する姿勢に激しく失望しました。

報道の反応

米下院議員が、イスラエル軍が侵攻したパレスチナ自治区ガザを巡り、原爆投下を促すような発言をしたことが内外で批判を呼んだ。国会では発言に抗議すべきだとの意見が出たが、上川陽子外相は抗議はおろか、遺憾表明もしなかった。上川氏は3月、米ニューヨークで核軍縮・不拡散に関する国際会議を主催したばかりだが、本気度が疑われる。

共和党のウォルバーグ氏が問題の発言をしたのは3月25日。地元ミシガン州での集会で、ガザへの人道支援のため米国が臨時の埠頭(ふとう)を建設する必要性を質問した有権者に対し、「人道支援には一銭も使うべきでない」と主張した後、「ナガサキやヒロシマのようであるべきだ。早く終わらせられる」と述べた。

上川外相「ヒロシマ、ナガサキ」比喩に抗議はおろか遺憾表明もせず 松原仁氏「あきれた」(産経新聞2024.4.15)

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