『立憲民主党の外務・安全保障部門会議』

立憲民主党の外務・安全保障部門会議にて、私から戦闘機等の兵器を含む防衛装備について質問した。特にイギリスやフランス等の外国企業と日本企業間の共同製造・開発の作業について。かつて私がドイツを訪問した時に目の当たりにしたのは、ユーロファイターという当時の最先端戦闘機が、エンジンと尾翼そして本体と、異なる外国籍企業で製造されたパーツを組み合わせ、多国間の共同作業で製造されている兵器製造の現実。これからの航空兵器の製造にあたっても、当然ながら多国間での共同作業が想定される。

こうした兵器製造における外国籍企業との協働は、広い意味での同盟の進化という点において極めて重要なプロセスであり、政府の担当官僚にもこの認識を確認した。

もう一点、宇宙空間やサイバー空間においても日米安保条約第5条が適用されるか、という点について、他国から攻撃を受けた場合は共同でこれを排除する、ということが日米の共通認識であると政府担当から示唆された。

これら新しい戦場における安全保障体制について、具体的な中身は両国で今後議論される。

国際連合の機能が極めて不十分な今日の世界情勢。

平和の維持のために抑止力を高めることは、国家が繁栄を続けるための基本であると考える。