松原仁の活動を報告いたします。
「学生インターンによる『外国人参政権』研究」 掲載
講評にかえて
衆議院議員 まつばら仁
この春、私の事務所でインターンシップ活動をされた学生の皆さんには、連日にわたって私の政治活動のお手伝いをしていただいた。さぞかし人使いの荒い事務所と思われたかもしれないが、国会議員の事務所の日常活動の大半は、他のさまざまな職場と同様に単調な、しかも忍耐を要する有権者相手の反復作業が基調である。まだ、社会での勤労経験も浅い学生諸君にはなかなか大変な仕事であったかもしれないが、その合間に、今回もインターン生には自主的な共同研究の機会をもっていただいた。
共同研究の意図するところにはいくつかの狙いがあるが、そのひとつは学生同士のコミュニケーションを深めることにある。大学も違う、専攻する分野も違う学生同士が、たまたま同じ事務所で2か月間活動を共にするにあたり、互いの個性を尊重しあいながら成果を共有できるような場が欲しい。議論しながら作業を進めていくプロセスは、事務所の側から作業メニューを示し仕事をしてもらう活動の中にはあまりない。数年前から、春 夏のインターンの学生にはトライしてもらっている。テーマも手法もすべて学生任せ。今回の学生の皆さんは「外国人参政権」をテーマに選んだ。私もこの問題にはずいぶんと関わってきたが、私から特に指導を加えたわけではない。すべて学生諸君が、忙しい事務所の仕事の合間の限られた時間の中で自主的に作業を進めてここまでまとめてくれた。外国人参政権問題について何が問題なのかを知るのになかなかよい資料ではないかと思う。
今期のインターンの学生諸君に心から敬愛の賛辞を贈りたい。
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